格安の外壁塗装は危険?適正価格や注意点も解説

外壁塗装の相見積もりを取るなかで、他社より極端に安い見積もり金額を提示され、このまま契約して本当に大丈夫なのかと不安になることはありませんか。
費用をなるべく抑えたいお気持ちはもっともですが、あまりに格安な業者には、見えない部分での手抜き工事や不当な追加請求といった危険な罠が潜んでいることも少なくありません。
本記事では、「格安塗装」を謳う業者の安さのカラクリや、契約に潜むリスクにくわえ、適正価格を把握して優良業者を正しく見極めるためのポイントについて解説します。
大切なマイホームのメンテナンス費用を抑えつつ、絶対に外壁塗装で失敗したくないとお考えの方は、ぜひご参考になさってくださいね。
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外壁塗装はなぜ格安に?

外壁塗装が格安になる理由には、主に塗料の規定無視や下地処理の省略などがあります。
まずは、安すぎるカラクリと、手抜き工事の実態について解説します。
塗料の規定違反や不正
格安の外壁塗装では、まず塗料を水や専用液で薄める割合が守られているか確認したいところです。
必要以上に薄めると材料費は下がっても、外壁を守る塗膜の厚みが十分に作れません。
完成直後はきれいに見えても、雨や紫外線への耐久性が弱まりやすくなります。
また、外壁塗装は下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りが基本です。
これを2回で済ませると、作業時間と塗料代は減りますが、密着性や保護力に差が出るおそれがあります。
さらに、乾燥時間が短すぎる場合も塗膜の状態が安定しにくいため、見積もり段階で工程表まで細かく確認しておきましょう。
下地処理の省略
次に注意したいのが、高圧洗浄やケレン作業などの下地処理を省くケースです。
外壁の汚れや、古い塗膜を落として表面を整えることで、塗料が密着しやすい土台を作れます。
また、外壁の継ぎ目を埋めるシーリング補修は、雨水の浸入を防ぐために大切な工程です。
洗浄が不十分なまま塗装すると、汚れの上に塗料を重ねる形になり、早い段階で浮きや剥がれにつながる場合があります。
これらの工程は人件費がかかるため、格安工事では削られやすい部分です。
そのため、見積もり書や工程表で作業内容が具体的に書かれているか、施工前に確認しておくと良いでしょう。
経験不足な職人の起用
外壁塗装の費用には、塗料代だけでなく、職人の技術料や現場管理費も含まれます。
経験のある職人は、外壁の状態や天候を見ながら、塗る量や乾燥時間を調整して品質を保ちます。
一方で、格安工事では経験の浅い職人を多く入れ、人件費を抑える場合があるのです。
作業人数が多くても、管理体制が弱いと塗りムラや、塗り残しに気づきにくくなるでしょう。
また、現場責任者の有無や工程ごとの写真報告があるかも、仕上がりを確認するうえで大切なポイントです。
依頼前には、安さの理由だけでなく、担当工程や施工管理の仕組みまで聞いておくと納得しやすくなります。
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格安の外壁塗装に潜む危険とよくあるトラブル

前章では、手抜き工事の実態について述べましたが、実際にどのようなトラブルに発展するのか、気になりますよね。
ここでは、格安の外壁塗装に潜む危険性と、よくある契約の罠について解説します。
足場代無料に潜む罠
外壁塗装の営業で見かけやすいのが、足場代無料や半額といった言葉です。
足場は職人の安全を守り、外壁全体を安定して塗るために欠かせない設備です。
部材の運搬や組み立て、解体には専門作業が必要なため、一般的な住宅でも一定の費用が発生します。
そのため、見積もり書で足場代が0円でも、実際の費用がなくなるとは限りません。
塗料代や諸経費、養生費などに振り分けられている場合もあるため、総額で比べることが大切です。
また、今だけ無料と急がされる場合ほど、一部の項目だけで判断せず、同じ工事内容と条件で冷静に比較しましょう。
不当な追加請求の罠
格安の見積もりで契約した後に、工事中の追加費用を説明されるケースにも注意が必要です。
もちろん、施工中に劣化が見つかり、補修が必要になることもあります。
しかし、現地調査で確認できる範囲であれば、最初の見積もりに含めて説明するのが基本です。
追加費用が出る場合は、現場写真や補修箇所、作業内容を示してもらうと判断しやすくなります。
口頭だけで進めると認識の違いが起きやすいため、変更内容と金額は書面に残しておきましょう。
理由が具体的で、見積もり書との関係も説明されていれば、必要性を落ち着いて検討できます。
保証なしや倒産のリスク
格安の外壁塗装では、工事後の保証内容も契約前に確認しておくことが大切です。
仮に塗料の薄めすぎや工程不足があった場合、数年で剥がれや色あせが出る可能性があります。
そのとき、口約束だけの保証では、どこまで対応してもらえるのか判断しにくくなります。
そのため、保証年数や対象範囲、対象外となる条件が書面に明記されているか見ておきましょう。
また、施工実績や運営状況を確認し、工事後も相談しやすい体制か知ることも必要です。
第三者機関の保険や保証が用意されていれば、施工後の相談先を確保しやすくなります。
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騙されない適正価格と優良業者の見極め方

ここまで、格安塗装に潜む危険性を解説しましたが、騙されないための対策もおさえておきましょう。
最後に、ご自宅の適正価格の把握と、優良業者を見極めるためのポイントについて解説します。
相場の把握と比較検討
外壁塗装で後悔しないためには、極端に安い金額だけを見ず、ご自宅の適正価格を知ることが大切です。
一般的な30坪の一戸建てでは、外壁塗装だけで80万円~120万円ほどが1つの目安になります。
この費用には、塗料代だけでなく、足場代や職人の人件費なども含まれます。
ただし、外壁面積や塗料の種類、劣化状況によって見積もり金額は変わるでしょう。
そのため、2社~3社ほど見積もりを取り、同じ条件で内容を比べることが大切です。
価格にくわえて、現地調査の丁寧さや説明のわかりやすさも見ると、納得して選びやすくなります。
詳細な見積もり書かチェック
見積もり書を確認するときは、外壁塗装工事一式という表記だけで済まされていないかを見ておきましょう。
一式表記だけでは、どの範囲にどの費用が含まれるのかわかりにくく、比較もしづらくなります。
優良な見積もり書には、塗料メーカー名や商品名、各工程の単価などが細かく記載されています。
また、塗布面積や3回塗りの明記があれば、必要な塗料量や工程を確認しやすいでしょう。
高圧洗浄やケレン作業、シーリング補修が分けて書かれていれば、下地処理の内容も把握できます。
不明点を質問した際、写真や資料で説明してくれる業者なら、相談しながら進めやすくなります。
大幅な値引きは根拠を確認
今すぐ契約すれば半額といった提案を受けた場合は、契約前に値引きの根拠を確認しましょう。
外壁塗装には、材料費や職人の人件費、足場代などの原価があり、無理に削りにくい費用があります。
そのため、大幅な値引きがある場合は、塗料や工程、保証内容に変更がないか確認することが大切です。
根拠が確かであれば、在庫塗料の活用や時期による調整など、理由を説明してもらえます。
一方で、説明があいまいなまま即決を求められる場合は、ほかの見積もりと比べて慎重に考えましょう。
価格だけでなく品質や保証まで含めて見ると、格安に見える理由を冷静に判断しやすくなります。
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まとめ
格安の外壁塗装は、塗料の過度な希釈や下地処理の省略、経験不足な職人の起用により品質が低下する恐れがあります。
足場代無料に隠れた費用や不当な追加請求、施工後の保証がなくトラブルに対応してもらえない危険性もあります。
騙されないためには、30坪80万円~120万円を目安にし、2社~3社の詳細な見積もりと値引きの根拠を確認しましょう。
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