外壁のヘアクラックについて!原因や適切な補修も解説

のヘアクラックについて!原因や適切な補修も解説

ご自宅の外壁に髪の毛ほどの細いひび割れを見つけて、「このまま放置しても大丈夫なのだろうか」とお悩みではありませんか。
小さなひび割れだからと安易に放置してしまうと、そこから雨水が侵入し、建物の内部を腐食させるなどの大きな被害に発展する恐れがあります。
本記事では、外壁にヘアクラックが発生する原因や放置するリスクにくわえて、適切な補修方法や塗装をおこなうタイミングについて解説します。
ご自宅の外壁塗装をご検討中で、ひび割れをすぐに直すべきか迷っている方は、ぜひご参考になさってくださいね。

外壁のヘアクラックが発生する原因

外壁のヘアクラックが発生する原因

外壁のヘアクラックの原因には、主に塗膜の乾燥収縮や外部からの振動などがあります。
まずは、ヘアクラックの基準や発生する原因について、解説します。

ヘアクラックの基準

ヘアクラックとは、外壁にできるひび割れのうち、髪の毛のように細く浅いものを指します。
一般的には、幅0.3mm以下、深さ4mm以下のひび割れが目安とされています。
この程度であれば、すぐに建物の構造へ影響するとは限らないため、まずは落ち着いて状態を確認しましょう。
ただし、幅が0.3mmを超えたり深さが4mmを超えたりする場合は、構造クラックとして扱われることがあります。
また、見た目だけでは正確に判断しにくいため、写真を残し、広がり方を確認できるようにしておくと安心です。
小さなひび割れも、外壁の状態を知るための大切なサインとして見守ることが大切です。

経年劣化と乾燥収縮

外壁の塗膜は、塗装したばかりの時期であれば柔軟性があり、気温差による外壁材の動きにもある程度対応できます。
しかし、紫外線や雨風を受け続けると、塗膜を保つ成分が少しずつ弱まり、表面が硬くなっていきます。
さらに、雨で濡れて乾く流れを繰り返すことで、柔軟性が失われやすくなるでしょう。
その結果、白い粉が付くチョーキング現象が見られたり、塗膜がもろくなったりします。
硬くなった塗膜は、昼夜の温度差や乾燥収縮についていけず、細く裂けることがあります。
とくに、日差しを受けやすい南面や西面では、ヘアクラックが比較的早く現れる場合があるでしょう。

外部からの振動影響

外部からの振動も、建物の揺れを通じて外壁に伝わり、塗膜へ負担をかける原因です。
地震の際、建物は力を逃がすために揺れますが、硬くなった塗膜はその動きに合わせにくくなります。
そのため、窓枠の四隅など力が集中しやすい場所では、斜めの細いひび割れが生じることがあります。
また、大型車が通る道路沿いや線路の近くでは、日常的な交通振動の影響も受けやすいでしょう。
1回ごとの揺れは小さくても、長く続けば塗膜に疲労がたまり、ひび割れのきっかけになります。
ヘアクラックは経年劣化だけでなく、住まいの立地や周辺環境も関係して発生するのです。

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ヘアクラックを放置するリスク

ヘアクラックを放置するリスク

前章では、ヘアクラックが起きる原因について述べましたが、見つけてもそのままにして大丈夫なのか、気になりますよね。
ここでは、外壁のヘアクラックを放置するリスクと危険性について、解説します。

放置NGな初期サイン

幅0.3mm以下のヘアクラックであれば、すぐに大きな雨漏りにつながるとは限りません。
ただし、塗膜の防水機能が弱まり始めたサインでもあるため、長期間そのままにするのは避けたい状態です。
塗膜は外壁を雨風や紫外線から守る役割を持つため、柔軟性が落ちると建物を守る力も低下します。
一度できたひび割れは自然に塞がらないので、写真を撮り、変化を定期的に確認しましょう。
また、モルタルやコンクリートの外壁では、ひびから空気に触れる面が増え、中性化が進みやすくなります。
生活に支障がない段階でも、外壁全体のメンテナンスを考えるきっかけとして受け止めることが重要です。

構造クラックへ悪化

ヘアクラックに紫外線や振動の負担が重なると、ひび割れは少しずつ幅や深さを増していきます。
やがて幅0.3mmまたは深さ4mmを超えるようになると、構造クラックに近い状態と考えられます。
この段階では塗膜だけでなく外壁材そのものに傷みが広がり、補修の手間や費用が大きくなるでしょう。
しかし、表面補修で対応しやすい時期に対処できれば、将来のメンテナンス計画も立てやすくなります。
ひび割れが進むと、細い隙間から雨水が吸い上げられ、壁の奥へ水分が入り込みやすくなります。
台風時の風圧や寒冷地での凍害を防ぐためにも、早めに状態を確認しておくことが大切です。

雨漏りと内部腐食のリスク

雨水が外壁の内部へ入り込むと、表面からは見えない場所で住まいの性能に影響することがあります。
たとえば、断熱材が水分を含むと本来の性能を発揮しにくくなり、室内の快適さが損なわれるでしょう。
また、木造住宅では柱や土台が湿り、木材を傷める菌やシロアリが発生しやすい環境になります。
鉄筋コンクリート造でも、内部の鉄筋がサビて膨張し、外壁を内側から押し出すおそれがあります。
壁の中は普段確認しにくいため、外側に見える小さな変化を見逃さないことが大切です。
ヘアクラックが小さいうちに専門家へ相談すれば、雨漏りや内部腐食のリスクを抑えやすくなります。

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ヘアクラックの適切な補修方法

ヘアクラックの適切な補修方法

ここまで、ヘアクラックを放置するリスクを解説しましたが、適切な対処法もおさえておきましょう。
最後に、外壁のヘアクラックの補修方法や、塗装をおこなう最適な時期について解説します。

DIY補修とその限界

幅0.3mm以下の浅いヘアクラックであれば、市販の補修材を使って応急処置できる場合があります。
たとえば、ひびに擦り込むチョーク式補修材や、周囲を養生して吹き付けるスプレー式補修材があります。
これらは費用を抑えやすく、軽いひび割れに対応しやすい点がメリットです。
ただし、あくまで表面の隙間を一時的に埋める方法であり、外壁全体の防水性を回復させるものではありません。
塗膜全体が弱っている場合は、補修した近くに新しいひび割れが出ることもあります。
深さを見誤って表面だけを塞ぐと内部に湿気が残るおそれがあるため、無理な判断は避けましょう。

プロ業者による診断

ヘアクラックを見つけたときは、ご自身だけで判断せず、専門業者に診断を依頼することが大切です。
業者はクラックスケールなどを使い、ひび割れの幅や深さを確認し、必要な補修方法を見極めます。
一見細いひびでも、下地まで届いている場合は、表面だけの補修では対応しにくいからです。
また、深さがある場合は、シーリング材を使った補修や、溝を作って充填する工法が選ばれることがあります。
プロに見てもらえば、窓まわりのシーリングや基礎部分のひび割れも同時に確認しやすくなります。
住まい全体の状態を把握することで、塗装前に必要な下地補修の範囲も整理しやすくなるでしょう。

外壁塗装のタイミング

外壁塗装を検討する時期は、ヘアクラックが複数見られ、塗膜の防水性を見直したい段階です。
劣化が浅いうちに塗装をおこなえば、外壁材への負担を抑えながら住まいを守りやすくなります。
実際の工事では、下地補修でひび割れを整えたうえで、下塗り材を使って表面をなめらかにします。
その後、必要に応じて弾性塗料を重ねることで、建物の揺れや乾燥収縮に追従しやすくなるでしょう。
また、外壁材の動きが出やすい住まいでは、柔軟性のある塗料選びが再発予防につながります。
外観を整えるだけでなく、雨水や紫外線から住まいを守るためにも、早めに塗装計画を立てることが重要です。

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まとめ

外壁に生じるヘアクラックは幅0.3mm以下かつ深さ4mm以下の細いひび割れで、塗膜の経年劣化や乾燥収縮、外部からの振動で発生します。
塗膜の防水性が低下した初期サインのため、放置すると構造クラックへ悪化し、雨漏りや建物内部の腐食を招くおそれがあります。
表面的な補修には限界があるため、専門業者の診断を受け、柔軟性のある塗料で早めに外壁塗装をおこなうことが大切です。

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