
サイディングのメンテナンスについて!費用の相場を解説

大切なマイホームのサイディング外壁について、いつ手入れをすべきか、どのような症状が出たら工事が必要なのかとお悩みではありませんか。
外壁の些細な劣化をそのまま放置してしまうと、いずれ建物内部にまで雨水が侵入し、最終的には建て替えに迫られるような大規模な修繕リスクへと繋がってしまいます。
本記事では、サイディング外壁を長持ちさせる適切なメンテナンス時期の目安から、注意すべき劣化症状、そして気になる工事費用の相場について解説します。
これからマイホームのリフォームやリノベーションを検討されている方は、失敗しないための知識としてぜひご参考になさってくださいね。
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サイディング外壁の適切なメンテナンス時期

住宅の美観と性能を維持するためには、適切な時期に手入れをおこなう必要があります。
まずは、サイディングのメンテナンス時期の目安について、解説していきます。
部材で異なる寿命の目安
サイディング外壁は、外壁材本体だけでなく、塗膜や目地も分けて状態を見ることが大切です。
窯業系や金属系などの外壁材は、定期的に手入れを続ければ20年~40年以上使える場合もあります。
しかし、表面を守る塗膜は紫外線や雨風の影響を受けやすく、本体より先に機能が落ちやすい部分です。
塗料の種類によって差はありますが、ウレタンは7年~10年、シリコンは10年~15年が目安になります。
また、目地のコーキングは5年~10年ほどで傷みが見えやすくなります。
外壁材がまだ使えそうでも、塗膜や目地の劣化を放置すると防水性が下がりやすいため注意しておきましょう。
推奨される周期と点検年数
一般的なサイディング外壁では、築7年~10年ごろを目安に、塗装や目地補修を考えておくと安心です。
いきなり工事を決めるのではなく、築5年ほどから外壁の変化を定期的に見ておくと判断しやすくなります。
確認する際は、汚れやコケ、目地の細かなひび、色の変化などを見ていくと状態をつかみやすいでしょう。
とくに、南面や西面は紫外線の影響を受けやすく、ほかの面より早く傷みが出ることがあります。
素材によっても違いがあり、木質系は早めの保護塗装を検討する場合があります。
さらに、築15年~20年ごろには2回目の塗装を考える時期に入ることも多いです。
放置した場合の想定リスク
メンテナンスの時期を過ぎても手入れをしないままでいると、外壁が雨水を吸いやすくなり、反りやひび割れにつながることがあります。
窯業系サイディングでは、塗膜の保護が弱まると吸水と乾燥を繰り返し、基材が少しずつゆがみやすくなります。
さらに、目地の隙間から水が入ると、下地や透湿防水シートにも影響が広がるおそれがあるため注意が必要です。
初期の段階であれば、目地の打ち替えや部分補修、再塗装などで対応しやすいでしょう。
一方で、反りや欠けが進むと、張り替えやカバー工法が必要となることがあります。
将来の工事負担を抑えるためにも、早めの点検と補修を重ねていくことが大切です。
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メンテナンスが必要なサイディングの劣化症状

前章では、時期の目安について述べましたが、実際の劣化状況を目視で確認することも重要です。
ここでは、具体的な劣化症状について解説します。
目地のひび割れや肉痩せ
サイディング外壁で変化が出やすい場所の1つが、ボード同士の継ぎ目である目地です。
目地に充填されたコーキング材は、建物の動きを受け止めながら雨水の侵入を防ぐ大切な役割を担っています。
しかし、紫外線や風雨の影響を受け続けると、弾力が失われて少しずつ硬くなっていきます。
初期症状としてよく見られるのが、厚みが減って中央がへこんだように見える肉痩せです。
小さな変化に見えても、外壁材との間にすき間が生まれやすく、雨水のとおり道になることがあります。
さらに進行すると細かなひびや剥離につながるため、早めに状態を確認しておきたいところです。
色褪せやチョーキング現象
外壁の色が薄く見える、以前よりつやがなくなるといった変化は、塗膜の劣化を示すわかりやすい合図です。
色褪せは見た目の問題だけでなく、塗料の保護機能が少しずつ弱まってきた状態でもあります。
手で外壁を軽くこすったときに白い粉や、同系色の粉が付く現象を、チョーキングと呼びます。
これは塗膜の樹脂が分解され、顔料が粉状になって表面に出てきているサインです。
チョーキングが見られる外壁は、防水性が下がっている可能性が高く、塗り替えを考える時期に入ったといえるでしょう。
深刻な剥がれやひび割れ
塗膜の膨れや剥がれが見られる場合は、外壁の表面だけでなく、内側まで水分が入り込んでいるおそれがあります。
こうした膨れは、内部にたまった水分が熱で押し上げられ、密着力が弱まることで起こりやすくなります。
また、窯業系サイディングは水分を含んで膨張し、乾燥して縮む動きを繰り返すことで反りが出ることもあるのです。
とくに窓まわりや釘の周辺は力がかかりやすく、深いひびが出やすい場所として見ておきたい部分です。
反りが進むとすき間が広がり、固定部分に負担がかかって、ひび割れにつながることがあります。
ここまで進んだ症状は塗装だけで整えにくいため、早めに点検を受けて補修方法を検討しましょう。
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サイディング外壁のメンテナンス費用の相場

ここまで劣化症状について解説しましたが、工事を検討するうえで、気になるのは工事費用でしょう。
最後に、メンテナンスにかかる費用の相場について解説していきます。
目地打ち替えの費用相場
サイディング外壁の防水性を保つ工事として、まず検討されやすいのが、目地のコーキング打ち替えです。
打ち替えは、古い材料を撤去したうえで新しい材料を充填する方法で、厚みを確保しやすい基本的な施工です。
費用の目安は、撤去や養生、下塗りを含めて1mあたり900円~1,500円ほどになります。
既存の上に材料を足す増し打ちは、1mあたり500円~1,000円ほどが目安です。
30坪前後の住宅では、目地全体の工事費が15万円~30万円ほどになる例が多く見られます。
足場代が別途費用になることも多いため、塗装工事と同時に進めると効率よく計画しやすいでしょう。
外壁塗装工事の費用相場
外壁塗装の費用は、住宅の大きさや形、補修内容、選ぶ塗料によって大きく変わります。
30坪程度の住宅なら、足場や高圧洗浄、養生、3回塗りを含めて80万円~150万円ほどが目安です。
塗料では、価格と耐久性のバランスが良いシリコン塗料が2,500円/㎡~3,500円/㎡ほどとされています。
ラジカル制御型塗料も選ばれやすく、チョーキングを起こしにくい点から候補に入りやすいでしょう。
さらに、フッ素塗料は3,500円/㎡~4,800円/㎡、無機塗料は4,500円/㎡~5,500円/㎡が目安です。
初期費用だけでなく、次の塗り替え時期まで見据えて選ぶことが大切です。
カバー工法の費用相場
塗装では整えきれないほど、反りやひび割れが進んでいる場合は、カバー工法を検討することがあります。
カバー工法は、既存の外壁を撤去せず、その上から新しい外壁材を重ねる改修方法です。
30坪程度の住宅では、150万円~250万円ほどが相場で、張り替えより廃材処分費を抑えやすい傾向があります。
使用される材料には、軽量な金属系サイディングが多く、ガルバリウム鋼板などがよく選ばれています。
断熱材を組み込んだ製品なら、断熱性や遮音性の向上も期待しやすいでしょう。
ただし、下地まで傷みが進んでいる場合は、張り替えが必要となるため、調査結果を踏まえて方法を選ぶことが大切です。
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まとめ
サイディング外壁を長持ちさせるには、部材ごとの寿命を理解し、築7年~10年を目安に点検と手入れを続けることが大切です。
劣化の例には、目地のひび割れや肉痩せ、塗膜の色褪せやチョーキング現象があり、剥がれを防ぐには早めの補修が欠かせません。
メンテナンス費用は、目地の打ち替えや外壁塗装、カバー工法などで大きく変わるため、状態に合った方法で、資金計画も考えておくと良いでしょう。
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株式会社カヨシホーム
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